キレイの掟・健康の条件

ビタミンって何?

今や健康を考えるほとんどの人に関心の高いビタミン。
タンパク質、糖質、脂質が、エネルギーになる栄養素で、
ビタミンやミネラルは体を調節する栄養素といえます。糖質やタンパク質と違って、
体に必要な量は少しですが、体の機能がきちんとはたらくのに欠かせない存在です。
少しの例外を除いて、ビタミンは体の中で作ることができません。
しかも、一つのビタミンだけをたくさん取っても、有効にははたらかないのです。
まずは、バランスのよい食生活で、食べ物からビタミンを摂取し、
足りない部分を
サプリメントで補うなどの工夫をしましょう。

美しい目と肌にはビタミンA

レチノール入りの保湿クリームを使ったことはありませんか?
実はレチノールとは、動物性の食べ物に含まれているビタミンAのことなのです。
目の網膜の明るさや暗さを感じるはたらきがあり、網膜に多く存在しています。
そして、植物性の食べ物に含まれているビタミンAは、緑黄色野菜に含まれているカロチンです。
食べると体の中でレチノールに形を変えて吸収され、ビタミンAのはたらきをします。
体の中でビタミンに変わるものをプロ(pro、前の)という意味で、プロビタミンといいます。
α、β、γなどいくつかの種類があり、まとめてカロチン類と呼ばれています。
性質は少しずつ違うのですが、体の中では同じ様にレチノールに変化します。
カロチンは、脂肪があると吸収力がよくなり、小腸でレチノールに変わって、
レチノールと一緒になってビタミンAとして利用されます。
また最近では、カロチンそのもののはたらきにも注目が集まってきました。
特に、βカロチンはがんを予防する効果があることが判明しています。
βカロチンは、体内で発生する
活性酸素を取り除き、
細胞膜の酸化を防ぐはたらきがあるとして注目されています。

ビタミンAが不足すると、こんな症状が

*夕方暗がりでものが見えにくい: ビタミンAは光を感じる神経に関係し、脳の視覚中枢に刺激を送って、
明るさを感じる手助けをします。
ビタミンAが不足すると、明るいところから暗いところに入ったときに、
目が暗さに慣れるのに時間がかかるのです。

*角膜や目の粘膜が炎症を起こす: ビタミンAは、粘膜と密接な関係を持っているので、
不足すると、目の角膜や粘膜に最近がつきやすく、炎症を起こしやすくなります。

*肌がかさつく: 皮膚の健康にも関係していて、不足すると、皮膚が乾燥してきめが粗くなったり、
角化することも。

*口の中、消化管などの粘膜が炎症を起こす:皮膚や血管、口の中、消化管なども、柔軟性がなくなるので、
傷つきやすく、炎症を起こしやすくなるのです。

ただし、とり過ぎは過剰症になるので注意してください。
脂溶性のビタミンAは、体の中に蓄積されます。体に吸収されたビタミンAは、肝臓にプールされて、
必要に応じて目や各粘液に運ばれますが、余ったビタミンAは、頭痛や吐き気を起こさせます。
ビタミンA材や肝油を決められた以上取らないようにしましょう。
ビタミンAの栄養所要量は、成人で2000IUとされています。
カロチンに関しては過剰症の心配はありません。
カロチンは吸収率が低く、体の中でビタミンAに変わるのに時間がかかるからです。

★ ビタミンAを賢くとろう!

ビタミンAは、熱に対してやや不安定で、酸化、乾燥、高温で壊れてしまいます。
ビタミンEなどの抗酸化剤と一緒に取ると安定するので、よいでしょう。
カロチンを多く含む食品をたくさん含む食品を取りましょう。
モロヘイヤ、ホウレンソウ、ニンジン、春菊、小松菜、ニラなどです。
この他、ビタミンAを多く含む食品は
鶏レバー、うなぎ、マーガリン、卵黄、プロセスチーズなどです。

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