キレイの掟・健康の条件
高血圧の人、夏ばてしやすい人、カリウム足りてますか
カリウムは筋肉や神経細胞に多く存在していて、筋肉の収縮や神経伝達を円滑にします。体液の正常なバランス、PH値を調整するはたらきもあります。また、細胞内のナトリウムを排除して血圧を下げ、正常に保つ機能も。血圧が高い人は一般的にカリウムが不足気味だといえます。カリウム不足でナトリウムが細胞内に増えると、心臓の異常や筋肉の脱力感を引き起こす危険があります。食欲不振、夏ばてしやすい、不整脈、手足のしびれ、などの症状も。過剰摂取は腎機能障害、不整脈を起こします。所要量は男女ともに2000mgで、許容量の上限は決められていません。カリウムは水溶性なので煮汁も取るようにするとよいでしょう。また、食塩の摂取量が多いと排泄されやすいので、味付けは薄目に。カリウムを多く含んだ食品はきざみ昆布、大豆、するめ、里芋、トマトジュース、アボガド、サツマイモなどです。
血圧調整にナトリウムも
ナトリウムは細胞の外で働くミネラルで、細胞内で働くカリウムと、細胞膜を通じて、細胞の浸透圧を維持するなどのはたらきをします。体液の量やphの調節、筋肉の収縮や神経活動にも関わっています。とりすぎると、血圧が上がったり、ほかのミネラルの吸収やはたらきを邪魔することも。通常の食事で欠乏することはあまりありませんが、汗をたくさんかいたときなど、急激に欠乏したときには、めまいや食欲不振、筋肉痛、熱けいれんを起こす危険性があります。過剰摂取すると、むくみなどの症状も出ます。所要量は食塩として一日10g以下。ナトリウムを多く含んだ食品は、食塩、みそ、醤油などの塩分調味料、即席中華麺、カップ麺、塩イワシ、梅干しなどです。
貧血予防に欠かせない、鉄
体内の鉄分の70%は赤血球中のヘモグロビンに含まれ、体内に酸素を運ぶ役割をしています。肌の色つやをよくする、疲労を防いで病気に対する抵抗力をつけるはたらきをします。欠乏すると鉄欠乏性貧血がおき、動機、息切れ、食欲不振、冷え性などの症状に。運動能力や免疫力も低下するため、粘膜の炎症が起こりやすくなります。貧血気味の人、顔色をよくしたい人、疲れやすい人、妊娠中の人、生理出血の多い人、子宮筋腫の人、痔や歯茎に出血のある人などは積極的に摂取しましょう。所要量は男性10mg、女性12mg。ビタミンCやB12、葉酸とともに取ると、吸収率が高まります。鉄を多く含んだ食品はアサリ水煮缶、豚レバー、アサリ佃煮、ひじき、鶏レバー、がんもどき、大豆、カツオ角煮などです。
鉄分のはたらきを助ける銅
銅は鉄分のはたらきを助け、ヘモグロビンの結合をうながします。つまり、鉄分が不足して起こる貧血の場合は、鉄とあわせて銅も摂取する必要があるわけです。また、酸素を運ぶ酵素の中でも鉄とドッキングして働きます。皮膚や骨、血管壁を強くする効果もあります。貧血を予防したい人、治したい人、動脈硬化、骨粗しょう症が心配な人は不足しないように気をつけましょう。所要量は男性1.8mg、女性1.6mg。許容量の上限は9mg。銅を多く含んだ食品は、するめ、ホタルイカ薫製、干しエビ、牡蠣(かき)、イイダコ、シャコ、ホタルイカ、牛レバー、フォアグラ、ココア、カシューナッツ、ごまなどです。
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