1)肌質を知ることからはじめよう
人はそれぞれ生まれながらの肌質を持っています。 一般的に、ノーマル肌、オイリー肌、ドライ肌、オイリー・ドライ肌の 4種類に大別できます。
ノーマル肌とは:水分と皮脂のバランスがうまく保たれて 最も理想的な肌質とされています。 ただし、体調や環境によって乾燥しがちになったり、 部分的に油っぽくなったりもします。
オイリー肌とは:皮脂の分泌が多い肌です。 過剰な皮脂のためにてかてかと油っぽくなり、べたついた感じがします。 毛穴が目立ち、ニキビができやすいのも、オイリー肌共通の悩みです。
ドライ肌とは:皮脂の分泌が足りない肌です。 そのため肌は、カサカサしたツヤのない状態です。 皮脂が少ないと角質層の水分が蒸発してしまいます。 小ジワができやすいのもこの肌質の特徴です。 またかぶれやアレルギー症状を起こしやすい傾向があります。
けれど、これらの肌質も、機構や環境、年齢などによって微妙に変わります。 こうした肌質の変化に気づかないと間違ったケアをすることになります。 肌全体だけでなく、部分別の変化を見極めて、その時々に応じて、 水分と油分を補ったり、皮脂を押さえるケアをしてください。
2)正しい洗顔が素肌美人を作る
●メークをしたら、必ずダブル洗顔で落とす 洗顔は美肌作りに絶対に欠かせないケアです。 洗顔で汚れや過剰な皮脂を落とし、 肌の新陳代謝がスムーズに行われる手助けをするのです。 まず、朝の洗顔やノーメークだった日の洗顔も、水だけですまさず、 石けん洗顔をすること。 メークをした場合は、クレンジング料でメークの汚れを落とし、 その後肌に残っているクレンジング量の油分や皮脂、ほこりなどを 洗顔料で落とします。 洗顔料は、手のひらでよく泡立ててから使うと効果的です。 よく泡立てると泡が細かくなり、汚れを吸着しやすくなるからです。 肌を泡で包むようにしながら、顔の内側から外側に向け、 らせんを描くようにやさしく洗います。 すすぎを十分に行うことも忘れずに。 洗顔料が残っていると肌荒れの原因になります 髪の生え際やあごまでしっかりとすすいでください。 洗顔で気をつけなければならないのは、皮脂の取り過ぎです。 必要以上に皮脂を落とすと、皮脂膜ができず、皮膚から水分が蒸発してしまいます。 一日の洗顔回数は3回が限度。 それ以上は洗い過ぎです。 40℃以上のお湯での洗顔も皮脂を奪ってしまいます。 水では油分の汚れが落とせませんから、35℃程度のぬるま湯がよいでしょう。
●洗顔後の手入れで差がつく 洗顔後の皮膚は脂分が洗い落とされ、角質層から水分が蒸発しやすい 状態になっています。そのままにしておくと、水分が失われて 肌が乾燥してしまいます。 そこで必要となるのが化粧水です。 肌に水分を与え、みずみずしさを保つために、化粧水はたっぷり使いましょう。 コットンに化粧水をたっぷりと浸透させ、顔全体をぱたぱたとパッティング するようにしてつけます。 肌タイプに合わせた化粧水がありますが、自分の肌の状態にあわせて 使うようにします。 アルコールを含んだ収れん化粧水は、Tゾーンやあごの先の脂っぽい部分に のみ使用し、目の周りや口角などの乾燥しやすい部分には使わないといった具合に、 上手な使い分けも必要です。 化粧水をつけた後に、美容液、乳液、クリームとすべてつける必要はありません。 肌が必要としているかどうかを見極めながらつけましょう。 また、乳液やクリームは、手のひらで温めてからつけると、 肌によくのびてなじみやすくなります。
●紫外線対策は一年を通して UVA,UVB,UVCとは? 紫外線(UV)には3つの波長があり、最も波長の長いものがUVAです。 真皮にまで到達してシミやシワを作り、次に長いUVBは、皮膚の表面に サンバーン(日焼け)を起こします。そして、最も短い波長のUVCは、 オゾン層に吸収されてしまうので地表には届かず、 肌には影響がないといわれてきました。ところが、UVCを吸収するはずの オゾン層の破壊が進み、世界中で問題となっています。 UVCは、最も危険な波長で、皮膚がんの原因ともなるからです。 ●SPF値って?PA+って? 年間を通してのUVケアでは、ホワイトニング化粧品や紫外線防止剤の入った化粧品を 活用するといいでしょう。ホワイトニング化粧品は、 ビタミンC主体のものが効果的です。 日焼け止めクリームなどについているSPF(サン・プロテクション・ファクター) 値とは、紫外線のうちのUVBを防止する効果を示すものです。 数字が高いほど、防止効果が長持ちすることを意味します。 また、PA+は、UVAの防止効果を示すPA値のことです。 表示には、PA+、PA++、PA+++の3種類があり、 プラスの数が多いほど防止効果が高いことを意味します。 |