キレイの掟・健康の条件
ミネラルって何?
ミネラルとは、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンとともに五大栄養素の一つです。必要量は微量ですが、健康な体を維持するのには欠かせません。ビタミンと同様、*骨や歯などの組織を作る *タンパク質や脂質の成分になる *生体機能の調節を行う *酵素の補助因子やホルモンの成分になる、など体内の潤滑油的なはたらきをします。ビタミンと違うのは、単一の元素で構成されているところです。またミネラルは体内で合成することができないため、食事や水から補給しなければなりません。ミネラル同士が互いに影響し合って体のはたらきを調整するため、どちらか一方が少なくなると十分なはたらきができません。適切な量の数値の幅が狭いので、過不足が生じやすいこともあります。つまり、ミネラルはバランスよく摂取することが大切なのです。
現代人に足りない!カルシウム
カルシウムは、人間の体の中で最も多く存在しているミネラルなのに、現代人にもっとも不足していると言われています。骨や歯を強くして、骨粗しょう症を防ぐのはよく知られています。このほか、心臓の動きや血液状態を正常にするはたらきがあり、高血圧や動脈硬化も予防します。また、精神を安定させ、ストレスや不眠を緩和することも。カルシウムが足りないと「キレる」といわれるゆえんです。歯が弱い人、腰痛のある人や足がつる人、いらいらしやすい人は不足しないよう気をつけましょう。不足すると骨粗しょう症、高血圧、動脈硬化、いらいらの原因に。過剰摂取はミネラルの吸収を阻害し、高カルシウム血症を起こしやすくなります。また、脱力、食欲不振を招くことがあります。所要量は男女ともに600mg。2500mgを超えると過剰摂取となるので注意が必要です。ビタミンDやCと一緒に取ると吸収率が高まります。また、乳製品のカルシウムは吸収率が高いので、ほかの食品と組み合わせて取ると効果的です。カルシウムを多く含んだ食品は干しエビ、ドジョウ、ワカサギ、チーズ、ヨーグルト、牛乳、煮干しなどです。
筋肉、心臓の健康には、マグネシウム
マグネシウムは、筋肉や心筋の働きを正常に津持ち、血圧を適正に維持する、骨の構成成分になるなどのはたらきがあります。また、カルシウムと深い関係があり、カルシウムの吸収を助けてくれます。体内のカルシウムとマグネシウムの理想的な比率は2対1で、マグネシウムが不足すると、骨の中のカルシウムが溶け出してしまうことも。カルシウム同様、安定した精神状態を保つのに欠かせません。ストレスがマグネシウム不足を招くので、ストレス気味の人は意識してとりましょう。不足すると、疲労感を覚える、骨が弱くなる、高血圧になりやすいなどのおそれがあります。過剰摂取は、意識を失う、低血圧などの症状が出ます。所要量は男性320mg、女性260mgで、食事から普通に取っていれば、欠乏症の心配はありません。カルシウムを多く含んだ食品は、アーモンド、するめ、カシューナッツ、大豆、ひじき、落花生などです。
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