キレイの掟・健康の条件

第六の栄養素? 機能性成分の効果

機能性成分・・なんだかわかりにくい言葉です。
けれど、「食物繊維」や「ポリフェノール」「アミノ酸」なら
聞いたことがありませんか?
こうした、ビタミンやミネラル以外の体に有益な栄養素は機能性成分と呼ばれ、
現在、そのはたらきや効果が続々と解明されているところです。

便秘、大腸ガン予防に 食物繊維は欠かせない!

食物繊維は、人の消化酵素で消化されない、食品中の難消化多糖類で、
その代表は野菜や果実などの細胞壁成分(セルロースやペクチンなど)、
海草の成分(寒天、アルギン酸など)、
カニやエビの殻にも含有されている(キチン)などです。
1970年代はじめ、それまで「食物のカス」としか思われていなかった食物繊維が、
大腸ガンを始め、様々な病気に有効であることが明らかになり、
現在では五大栄養素(タンパク質、脂質、糖質、ミネラル、ビタミン)に次ぐ、
第6の栄養素として重要視されるようになりました。
体内の余分な糖質やコレステロールを吸着して速やかに排泄するので
便秘の解消に効果があります。
また、消化吸収されない上にノンカロリーで、
胃の中で水分を吸収して満腹感を得やすいという特徴があるため、
肥満の予防効果も期待されます。
さらに小腸での栄養素の消化吸収をゆるやかにしたり、
有害物質を排出する機能があることなどから、糖尿病・大腸ガンなどの予防効果、
血中コレステロールや血圧の上昇抑制作用も注目されています。
欠乏すると、便秘、大腸ガンのリスク増加、高血圧、虚血性心疾患、
肥満、糖尿病などを招くおそれがあります。

賢く取ろう食物繊維

食生活の欧米化が進んだことによって、食物繊維が不足傾向にあると言われています。
厚生労働書は摂取の促進(目標摂取1日20g)を勧告しています。

食物繊維には、不溶性と水溶性の2種類があり、
その作用や含まれる食品が違っています。
それぞれのはたらきや多く含む食品を知って、偏りなく取るように心がけましょう。

●不溶性の食物繊維のはたらき:
便の量を増加させる。
便秘を予防解消する。
痔になりにくくする。
町内の有害物質を排出させる。
腸内の有用菌を増やす。
大腸ガンのリスクを下げる。
食べ過ぎと肥満の防止。
あごを強くし、虫歯を予防。

●不溶性食物繊維の種類と、多く含まれている食品:
セルロース-穀類(特に外皮)、野菜など
ヘミセルロース:穀類、豆類、野菜、海草類
リグニン:豆類、野菜、ココアなど
イヌリン:ユリネ、ゴボウ、キクイモなど
アガロース、アガロペクチン:寒天

●水溶性の食物繊維のはたらき:
腸内の有害物質を排泄させる。
血糖の上昇をゆるやかにする。
高脂血症を予防する。
高血圧、肥満を予防する。
発ガンのリスクを下げる。
糖尿病の予防、改善につながる。
便秘を予防する。

●水溶性食物繊維の種類と、多く含まれている食品:
ペクチン:熟した果物(特に、リンゴやかんきつ類の皮)、野菜など
グアガム:豆科の植物
アルギン酸ナトリウム:コンブ、わかめなど
グルコマンナン:こんにゃく

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