キレイの掟・健康の条件

タイプによってはたらきが違う 脂肪酸

食品の脂質(脂肪)の成分で、動物性油脂(バター、ラード、ヘッドなど)と、
植物性油脂(大豆油、菜種油、オリーブ油)に多く含まれています。
動物性油脂に含まれている飽和脂肪酸と
植物性油脂に含まれている不飽和脂肪酸では、作用が異なっています。
脂質の望ましい取り方は、n-3系脂肪酸とn-6系脂肪酸の摂取比が
1:4程度が適正とされています。
脂質は、生体膜や血管を強化するとともに、脂溶性ビタミンの吸収に役立ちます。
また、貯蔵脂肪として、体温保持、身体保護の役割をしています。
欠乏すると、エネルギーが不足する、血管・生体膜が弱くなる、
脳出血を起こしやすい、便秘になりやすいなどの症状が出やすくなります。
逆に、飽和脂肪酸(主に動物性脂質)を過剰に摂取すると、
肥満、コレステロール値の上昇、高血圧、心疾患など、
生活習慣病の発症要因となるので注意しましょう。
肉やバターなどの脂肪中心に取っている人は、
魚介料理も積極的に取るようにしましょう。
また、肥満の人、中高年の人は、
総摂取エネルギーの20%までに押さえるようにしましょう。

賢く取ろう 脂肪酸

脂肪酸は、種類によって、多く含む食品やはたらきに違いがあります。
偏りのないよう、それぞれの特色を知ってから摂取しましょう。

主な脂肪酸と、はたらき、多く含まれる食品は

●不飽和脂肪酸
オレイン酸:コレステロール値を低下させる、胃酸の分泌を調整する。
オリーブ油、菜種油(キャノーラ油)、種実、調合サラダ油などに含まれる

リノール酸:コレステロール値を低下させる、
動脈硬化を予防する(ただし、取りすぎると逆効果に) n
-6系脂肪酸
紅花油、ひまわり油、綿実油、大豆油、コーン油、ごま油などに含まれる
アラキドン酸:コレステロール値を低下させる、動脈硬化を予防する
(ただし、取りすぎると逆効果に) n
-6系脂肪酸
レバー、卵白、サザエ、伊勢エビ、アワビなどに含まれる。

α-リノレン酸:アトピー性皮膚炎や花粉症を解消する。高血圧、脳梗塞、
心筋梗塞、ガンを予防する。 n-3 系脂肪酸
しそ油、エゴマ油、あまに油、しそ、エゴマなどに含まれる。

ドコサヘキサエン酸(DHA):コレステロール値を低下させる。
高脂血症、高血圧、脳卒中、虚血性心疾患を予防する。 n-3系脂肪酸
本マグロ脂身、ブリ、サバ、マダイ(養殖)、ハマチ(養殖)、ウナギ蒲焼き、
サンマ、サワラなどに含まれる。

イコサペンタエン酸:抗血栓作用がある。コレステロール値を低下させる。
脳血管障害、虚血性心疾患、高血圧、動脈硬化、高脂血症、皮膚炎を予防する。
n-3系脂肪酸。
ハマチ(養殖)、マイワシ、本マグロ脂身、サバ、マダイ(養殖)、ブリ、
ウナギ蒲焼き、サンマなどに含まれる。

●飽和脂肪酸
パルチミン酸、ステアリン酸、ミリスチン酸:中性脂肪やコレステロールを増やす。
血液を流れにくくする。パーム油、ラード、ヘット、バター、牛脂身などに含まれる。

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