キレイの掟・健康の条件

お口の匂い、気になりませんか

爽やかな朝・・でも、吐く息の臭いが気になったことはありませんか? 
寝ているあいだにたまった歯垢は、<うんち>とよく似た構造の、
細菌の固まりなのです。
きゃー!イヤですね、想像したくないですね。
この細菌の固まりこそが、CMなどでよく耳にする
プラークです。
このプラークを少なくしたり、少しでも性質のよいプラークを多くしたりすることを、
プラークコントロールというのです。
プラークは100%が、細菌と細菌の作る糖からできています。
さらに、わずかなプラークに大量の細菌(1gのプラークに、ほぼ10の11乗個!
想像のつかない量です!)が含まれているのです。
虫歯の発症には、ミュータンス菌という細菌が作るプラークが大きく関わっています。
ミュータンス菌は、糖からネバネバした糊を作って歯にくっつき、
虫歯の原因となる強い酸を作ります。
すると歯の表面も酸性となり、歯を形作るミネラルが奪われてしまうのです。
通常、だ液にはたっぷりとミネラルがとけ込んでおり、
歯の表面はだ液にひたされています。
だ液に浸った部分では、歯が歯石のようなカラで覆われてしまわないように
タンパク質が働き、ミネラルが奪われても、すぐにまたミネラルを結晶化させ、
穴をあけないようにしてくれています。
よく歯磨きのCMで耳にしますが、ミネラルが歯に沈着し、結晶化することを
「再石灰化」、ミネラルが奪われ穴があくことを「脱灰」と言います。
虫歯は、この二つの働きがバランスを崩し、歯の表面がプラークによる酸に
溶かされ続ける病気、ということができます。
糖分の入った飲み物を一日何度も飲む人や、飴をいつもなめている人の場合、
糖によってプラークが酸を作り続けます。
酸がミネラルを奪い続け、再石灰化する暇がないことから、
歯の表面がもろくなり、細菌が入り込むという悪循環が続くのです。

虫歯を防ぐには?磨くだけじゃだめ?

「甘いものばかり食べていると虫歯になるよ」と、小さい頃お母さんから
叱られたことはありませんか?
でも、実は、砂糖だけが虫歯の原因ではないのです。
虫歯の原因となるミュータンス菌の有無(ミュータンス菌を持たない人もいます)、
だ液の量や性質、フッ素化物の利用状況、歯の酸に対する抵抗力など、
たくさんの要因がからまりあっているのです。
では、「歯を磨いたら虫歯にならない」というのも事実なのでしょうか?
プラークは強い粘着力で歯にしっかりくっついてるので、簡単には落ちません。
しかも、歯のみぞ、歯と歯の間などブラシが届きにくいところにプラークがたまり、
虫歯ができやすいのです。
では歯磨きは効果がないのでしょうか?
いいえ、歯ブラシを使ったプラークコントロールで、古い細菌の固まりを壊し、
まだ比較的影響力の少ない新鮮なプラークを維持することができます

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