以前、気功の先生と話したときのことです。 両手をクロスして、右手を先生の右手とつなぎ、左手も同様につなぎました。 その状態で、「この手を通して、私の体にも息を通すような気持ちで 息をしてごらんなさい」と言われたのです。 で、なんだかよくわからず言われるままに息をしたのですが、 「あなたの呼吸はとても浅い。胸のところで止まっている。 何か気がかりなことや、大きなストレスにさらされている」と言われ、 どきっとしました。 先生の言うとおり、当時の私は仕事上のストレス、うまくいかない恋愛のストレスで、 いつも胸に大きな石を抱え込んでいたような状態だったのです。 そのときから、「たかが呼吸」とは思わなくなりました。 実は呼吸を整えると言うことは、自分の体をコントロールする上で とても大事なことなのです。 正しい呼吸をすると、体内に酸素が送り込まれ、細胞を刺激し、 血液や体液の流れを良くします。 当然、代謝も活発になります。 では正しい呼吸とは何でしょうか? 元アナウンサーという方に聞いた話では、女性の多くは胸式呼吸で、 浅い呼吸をしているのだそうです。 それが、妊娠すると自然に腹式呼吸になり、 深い呼吸をするようになるというのです。 つまり、体の隅々まで酸素が運ばれるのは、深い呼吸というわけです。 大事なのは、この深い呼吸なのです。 意識して呼吸してみましょう。 まず、息を吐ききって息を止めます。 そして、ゆっくりと鼻から息を吸い込みます。 このとき、おなかを引っ込めるような感じを意識し、首や肩に軽く力を入れます。 軽く息を止めると、そのままの状態で首から肩の順に力を抜いていきます。 そして、おなかをふくらませるようにしながら、 ゆっくりと長く息を吐いていきます。 この吐く息と一緒に毒素が出て行くようにイメージするといいでしょう。 逆にさけた方がいい呼吸は、浅い呼吸、口呼吸です。 口から呼吸すると、のどの粘膜を痛めるばかりでなく、 鼻で濾過される毒素まで取り込んでしまいます。 また、口呼吸は浅い呼吸になりがち。 意識して、深い呼吸をするようにしましょう。 眠れない夜や肩こりがひどくなったときにも、この深呼吸が効きます。 自分の好きなアロマオイルやお香をたいてみるなど、 香りの力を借りればよりいっそうリフレッシュできます。 |